スタートアップ

成功できる人の特徴をご紹介します

起業家というとかっこいいイメージがあります。普通の人ができないことをやっているイメージ、あるいは、成功者というイメージもあります。ここでは、これから起業を目指す人に向けて、成功できる人の特徴をご紹介していきます。

成功者の特徴をひとつずつ見ていきます

成功者の特徴といっても、起業した業種によってその特徴は違っていきます。ですので、世間一般に考えられているものを、生まれもった性格から努力して身につけたスキルまで並べてご紹介していきます。

・強い好奇心をもつ
成功する人の多くは、非常に強い好奇心をもっています。これは、元々もって生まれた性格です。自分の仕事だけではなくありとあらゆることに興味をもっていて、興味を持ったことには、必ず首を突っ込まないと気が済まないという性格です。
これは、なかなか真似することができない性格ですが、好奇心があまりないと思う人は、自分の仕事に対してだけは、誰にも負けない知識を身につけるように取り組んでみましょう。

・粘り強い
成功者は、成功するまで粘り強く取り組むという性格をもっている人が多いです。粘り強いタイプは、精神力の限界や体力の限界を超えて取り組みます。ですので、粘り強く取り組みすぎて体を壊すということもあるようです。
自分が飽き性だと思う人は、無理に真似せず、粘り強い性格のパートナーを探した方が早いです。また、業種によっては、粘り強く取り組むよりも計画的に取り組んだ方が良いケースもあるので、総合的に考えてみましょう。

・切り替えが早い
切り替えが早い成功者も多いですが、どんな状況でも切り替えが早い方がいいというわけではなさそうです。臨機応変に対応しないといけない場合、切り替えが早い性格はプラスに働きます。ですが、粘り強く対応しないといけない場合には、その性格はマイナスに働きます。
あくまでも、経営理念にのっとった信念をもとに、ケースバイケースで切り替えていくということが大切です。ある意味、経営理念が明確であればあるほど、その時々の判断が早くなります。ですので、もともと切り替えが遅い人であっても、常に信念を持って取り組んでいくことで、切り替えが早くなる場合もあります。
また、前もって様々な予測をするタイプの人も、切り替えが早いと思われがちですが、このタイプの人は、いくつものプランをその時々に合わせて活用しています。どの性格の人でも、切り替えが早いと思われるような仕事のやり方をする人が、成功者になっていくのだろうと思います。

・人徳をもつ
企業活動は一人で行う場合もあれば、組織で行う場合もあります。一人で行う場合は自分が好きなように取り組めばいいのですが、組織で活動する場合は、どうしても全体のバランスをとらないといけません。そんなときは、素直で謙虚なリーダーが必要になります。
こういった人徳は、組織をまとめるときだけではなく、お客さんとの関係においても、また人脈を活用していくばあいにおいても重要です。起業家として成功するためだけではなく、人間として気持ちよく生きていくためにも、人徳をもつことは大切だと思います。

・利益を基準に判断する
別のところでも少し触れましたが、経営判断が的確にできなければ成功者になれません。自分の感情によって経営判断がうまくできないのは、経営理念が弱い場合に多いようです。
経営理念をもとに取り組んでいれば、お客さんの視点に立って考えるべきところはお客さんの視点に立ち、従業員の立場で考えるべきところは従業員の立場で考えることができるようになっていきます。
起業家の場合、一番最初に形にしなければならないことは、利益を出すということです。そのためには、利益を基準に判断できる能力も必要です。利益が出すことが経営理念とどう結びついているのかを、常に意識しながら取り組む必要もあります。

・リスクにも取り組める
成功者は、取り組んではいけないリスクと取り組むべきリスクの違いを判断することができます。成功者はリスクを恐れずに取り組むと言われることがありますが、リスク回避ができない成功者はいないので、リスクを回避しつつリスクに取り組むということになります。
経営は守りに入ると失敗すると言われることもありますが、これをリスクという言葉を使って表現すると、リスクに取り組まないことがリスクになるとも言えるでしょう。成功者になるためには、実験的にリスクに取り組むという思考ももたないといけないようです。