輸入ビジネスで起業するデメリット
個人輸入転売ビジネスは、副業でも稼げるビジネスの一つです。作業を外注化したりすれば、かなり効率的に稼ぐことができます。ですが、個人輸入転売ビジネスもビジネスですから、実際に取り組むからにはデメリットも理解しておかなければいけません。
ときどき商品に問題がある
海外が相手だと、ちゃんと商品が届くかどうか心配になると思います。届かないということはほとんどないですが、新品を購入したにもかかわらず中古が送られてくるということはあります。
その損失を計算すると1%くらいになるかと思います。100万円仕入れると1万円くらいに問題があるという状況です。決算はペイパルを使うことがほとんどですが、ペイパルは買い手保護制度があって安心です。イザというときに補償をしてくれます。
英語ができないと面倒
副業で月20万円くらいまでなら問題ないと思いますが、本気で稼ぎたいと思っているばあいは、やっぱり英語ができたほうがいいです。仕入元がアマゾンやEbayだけというのではなく、それ以外にも手を広げたいと考えるのなら、英語はわかるようになっておいたほうがいいです。
作業量が多い
個人輸入転売ビジネスは安定して稼げますが、作業量が多く慣れるまでが大変です。慣れてしまえば外注依頼して、仕入れだけで済むような仕組みもつくれるので、最初は辛抱して取り組むしかありません。
作業内容としては、商品探しからはじまって、商品を発注して荷受けをし、その商品を出品して受注したら、梱包をしてお客さんに発送します。これに加えて、在庫管理などもしていきます。
管理が面倒
個人輸入転売ビジネスは、仕入れからはじまって国際送料や関税や手数料など、いろいろな費用がかかるので、それらを管理するのが面倒です。エクセルで管理表を作って、そこに全てを入力して、商品ごとに損益がわかるようにしなければいけません。
さらに、その管理のなかで、売れない商品は切り捨てて、売れる商品だけを残すようにしていきます。どれだけ稼ぎたいのかによりますが、最初は利益がでても仕入れに回す必要があるのと、仕入れから売上までのタイムラグなどもあるので、なおさら面倒に感じます。
コツコツやらないといけない
気持ち的な部分でのデメリットですが、コツコツやらないといけないということがあげられます。性に合っていればいいですが、性に合っていないとけっこう辛いです。コツコツやるのが性に合っていれば、やっているうちに商品探しも慣れるようになるので、全体の流れが継続して回っていくようになると思います。
稼ぎのイメージがつかみにくい
輸入転売ビジネスでは、回収が仕入れに追いつくまでに時間がかかります。それ故に、稼ぎのイメージがつかみにくいというところがあります。
例えば、利益率20%で回したとしたら、理屈のうえでは、10万円仕入れて12万円回収で2万円の利益になります。ですが実際には、利益がでるまえに仕入れをするので、20万円仕入れて12万円回収で8万円のマイナスということがおこります。24万円の回収になっても、すでに30万円仕入れていれば、6万のマイナスということになります。
結果的には、売上が追いついて利益が安定していくのですが、利益がでるようになるまでは稼ぎのイメージがつかみにくいかもしれません。
まとめ
輸入ビジネスで起業するデメリットについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?どんなビジネスにもデメリットはあると思います。きちんとデメリットを理解しておけば、取り組みやすくなると思います。