起業失敗しないために
起業で失敗しないために、前もって取り組んでおいたほうがいいことを3つご紹介します。1つ目は相談相手をみつけて相談すること。2つ目は経営の勉強をしていくこと。3つ目は実際に起業の練習をしていくことです。では、ひとつずつ見ていきましょう。
相談相手をもつ
まず、相談相手をみつけて相談することについてご紹介します。
・相談相手にふさわしい人の条件は?
相談相手にふさわしい人の条件は2つです。ひとつは、その人自身が成功しているということ。もうひとつは、相手の立場になって方向性を出してくれる人です。
成功していない人に相談をしても、実践的な内容ではなく評論家的な内容でしか答えてもらえません。相手の立場になれない人からは、参考になる意見を得られないことが多いです。2つの条件を満たせない場合は、どちらか一方でも満たしている人に相談していきます。
・どんなことを相談したらいいのか?
起業家として成功したいのであれば、自分で考えて方向性を出せるようにならなければなりません。ですので、なにかしらの答えを求めるのではなく、自分が考えていることに対して評価や批判をしてもらうカタチで相談しましょう。
・必ずお礼はすること
コンサルティングを依頼すると、10万円~30万円という費用がかかります。それを考えたら、相談にのってくれた人にお礼をするのは当然の事です。お礼がお金や物ではなくても、喜んでもらえるように工夫することも、ある意味ビジネスの勉強です。
経営の勉強をする
次に必要なことは、経営の勉強をするということです。最低限、勉強しておくべきことをご紹介します。
・市場調査について
必ず、市場調査については勉強しておくべきです。よくあることですが、自分の商品やサービスに惚れ込んでしまい、市場調査を疎かにして失敗する人がいます。これは、少しでも市場調査を勉強しておけば防げる失敗です。
・ビジネスモデルについて
自分が取り組むビジネスモデルについては、きっちりとメリットとデメリットを抑えておかないといけません。オシャレなお店を開くのに精一杯で、その後が続かないとなっては悲惨です。
・成功事例や失敗事例について
ビジネスは生き物なので、社会の変化にあわせて柔軟に対応しないといけません。そこで重要なのは成功事例や失敗事例を勉強しているかどうかです。成功事例や失敗事例をたくさん知っておくと、いざというときに覚悟をもった判断ができるようになります。
ビジネスセンスをつける
起業を失敗させないためにも、起業をする前にビジネスセンスを身につけるという選択肢があります。週末起業に代表されるようなスモールビジネスに取り組んでいく方法です。スモールビジネスに大切なことを3つご紹介します。
・副業として行う
最初から本格的に起業をするのではなく、副業として取り組みます。仕事を辞めて起業するのは、リスクが大きいです。週末起業や日曜起業で、きちんと利益を出せるようになってから、本格的に起業をしていきます。
・お金をかけない
起業に一番必要なのは、お金よりもアイデアなので、まずはお金をかけない形でスモールビジネスに取り組んでいきます。開業資金1万円で利益を30万円をあげる人もいます。アイデアの力は侮れません。
・小さく取り組む
起業には失敗がつきものです。まずは、失敗しても差し支えのない規模で取り組むのが基本です。小さく取り組むメリットは、すべてが目の届く範囲にあるので、全体をコントロールしやすいということです。自分がすべてをコントロールしていて結果が出せないのであれば、すべて自分の責任です。
起業失敗しないための取り組みを
起業で失敗しないための3つの内容をご紹介しました。どれも簡単に取り組める内容ですが、とても重要な内容ばかりです。これから起業をしようと考えている人は、是非、できるところから取り組んでみてください。