こんな人は失敗する!起業がダメになる人の特徴
起業するからには誰しも失敗はしたくないものです。安定した収入のある雇用状態から離れ、あるいは主婦の場合家計をやりくりして資本を用意し、リスクを取って働くのですから。しかし目標やそれに到達するまでの計画があいまいな人、やるべきことをやれていない人の多くは失敗してしまいます。起業で失敗する人はいくつかの典型例に分けられますので、そのパターンを確認していきましょう。
1. 他人の商売の真似をそのままする
他の人がやって成功しているからそのまま同じことを自分もやってみよう、では成功しません。むしろその逆です。誰もやっていないことだから成功するのです。市場の中でまだ満たされていない需要はどこにあって自分には何ができるのかを追求しましょう。
2. 自分が経験したことのない業界に不勉強な状態で乗り込み、特に戦略もなく勝負する
およそどんな業界でも先人たちや既存企業は存在し、何十年、何百年ものキャリアを積んだり引き継いだりしています。そのような業界で未経験の人間が考えなく勝てるほど起業は甘くありません。事前に業界のどこかに雇われて経験を積むか、経験の少なさをカバーするような確信要素(知識、戦略、人脈など)を確保しましょう。
3. 覚悟がない
もし事業が失敗したら、家族、従業員、取引先、融資先など全てに対し責任を負う覚悟が必要です。財産や信用を失う事だけでなく、万が一の時に備えてリスク回避策を講じたり、利益を蓄えたりしておくことも覚悟のうちに含まれます。起業すると成功も失敗もすべては自分の責任になりますので、本気度こそが成功に欠かせない要素となります。
4. 軽い気持ちで参入する
儲かりそうだから片手間でちょっとやってみようぐらいの気持ちで始めると絶対に儲かりません。市場の競争で勝てるのはほんの一握りだからです。感覚任せの頼りない経営ではなく、確固たる起業家マインドを持って「誰に向けて何がしたい会社なのか」、「年間どのぐらいの利益を出したいか」、など会社のビジョンや具体的目標を描くことが成功へのルートです。
5. 人が見ていないところで手を抜く
「凡人でも影の努力を惜しまない人が大成する」これは昔からある格言です。手を抜く人はどこかで必ずサービスや商品にそれが出て、クレームや回収など信用にかかわる事柄につながります。それによって顧客や取引先はすぐに離れていき、経営は傾いていくことでしょう。一度何かをやるからにはしっかり細部まで注意を払い、最後までやり切る姿勢を起業家として忘れないでください。