バーチャルオフィスとレンタルオフィスの差は?
バーチャルオフィスとレンタルオフィス、ぱっと聞いたイメージでは、似たようなサービスを提供しているようの思えますが、実際は異なるサービスです。
ここでは、バーチャルオフィスとレンタルオフィスの共通点について解説します。
共通点その1.郵便転送、電話転送、会議室
バーチャルオフィスもレンタルオフィスも、付帯サービスとして郵便や電話の転送、電話の代行、会員しか利用できないレンタル会議室が利用できるなどサービスなど、近いものがあります。これらの付帯サービスは、標準サービスとは別のオプションサービスとして別途料金が発生する事もあります。契約後に「こんなに高くなるはずでは・・・」とならないように、事前に標準サービスの内容、オプションサービスとして何が提供されるのかを確認しておくことをお勧めします。
共通点その2.一等地の立地、一等地の住所
バーチャルオフィスもレンタルオフィスも、立地のよいオフィスビルに入居しています。そのため、利用者は一等地の住所を使うことができます。また、利用者の会社の住所を見ただけでは、誰も「バーチャルオフィスかレンタルオフィスか?」を判断することはできません。
共通点その3.会社設立時の法人銀行口座開設は可能
バーチャルオフィスであってもレンタルオフィスであっても、法人銀行口座開設は可能です。バーチャルオフィスだと新規の法人銀行口座の開設はできず、レンタルオフィスの場合、法人銀行口座が開設可能というような噂がインターネット上で流れていますが、それは正しくありません。
共通点その4.官庁や役所、公的機関などへの届け出や許認可が難しい場合がある
事業内容によっては役所への届け出や許認可が必要になる場合もあると思いますが、レンタルオフィスやバーチャルオフィスを利用していることで条件を満たせず、許可が出ない場合があります。
共通点その5.実際に使っている固定電話のナンバーポータビリティが可能
バーチャルオフィスやレンタルオフィスを利用する前に通常のオフィスを使用していた場合、専用の電話番号を持っていた方も多いと思います。この番号を変えることなく、バーチャルオフィスやレンタルオフィスでも電話番号を引き継ぐことが可能な場合があります。ただし、ご利用中の通信会社の状況によってはナンバーポータビリティができない場合があります。